お米の仕事

春

土作りと種まき(3月末~5月)


前年の収穫後にまいたレンゲ草の花が咲く頃、有機質肥料と共に土の中に混ぜ込みます。

レンゲ草は土の中で分解され、栄養分として蓄えます。

レンゲ草は、根の所々に粒状の「根粒(こんりゅう)」を作り、その中に「根粒菌」という細菌をすまわせ、根粒菌から養分を吸収しています。「根粒菌」には、空気中の窒素を植物が使える形に変える特別な能力があります。

 

 

マルイ有機 ラクト菌入りは、発酵鶏糞にラクト菌・焼酎粕を加えているので、病害虫に強くて高品質・良食味のお米が収穫できます。


アグリ・オノでは、種もみについている病害虫の消毒には農薬を使用せず、温湯消毒(60度のお湯に10分間浸けて消毒する方法)を行います。

まいた種もみは温度管理に気をつけ、育苗ハウスで田植えができる状態になるまで育てます。


代掻き(5月~6月)


田んぼの土を細かく砕き、なるべく深くトラクターで耕起します。

その後、水を入れ表面の土をさらに細かく、ドロドロの状態にします。この作業を代掻(しろか)きといいます。


代掻き後、丈夫に育った苗を植えていきます。

水の管理と草刈り(7月~9月)


日々の苗の成長を確認しながら、水の管理や水田周りの草刈りを行います。

水の管理は、夏場の高温による障害の軽減や土の中に酸素を補給し、根の活力を高めるため行います。

 

 

 

8月には、お米の白いかわいい花を咲かせます。


収穫(9月~10月)


いよいよ収穫です!!

黄金色になった稲穂をコンバインで刈取ります。

収穫したお米は全てアグリ・オノの施設で、乾燥・もみすりを行います。

酸化して味が落ちないよう、虫などが発生しないよう、玄米の状態で保冷庫で保管します。

また、白米への精米などは注文を受けてから、全て自社で行い、消費者までお届け致します。

土作りの準備-1(11月~12月)


収穫後、稲わらは田んぼから持ち出さず、土壌に混ぜ込みます。

この作業をすることで、土壌にいる微生物による藁(わら)の分解を促します。

その後、レンゲ草の種まきです。

土作りの準備-2(1月~3月)


次期作に向けての準備期間です。

土壌診断を行い、土壌の中に不足している養分や過剰な養分の把握をします。

診断結果に基づいて土づくりをしていきます

 

アグリ・オノは環境にやさしい農業を目指して農薬・肥料50%以上削減しています

環境への負担の大きい化学肥料の使用を最低限におさえ、主に有機質肥料、堆肥を有効に活用した土作りで

お米作りを行っています。

(化学合成農薬使用回数9回以下、化学肥料使用ゼロ)

 

 

栽培期間中は、化学肥料を使用していません。

肥料は、九州から取り寄せた、土壌微生物を多量に含む発酵肥料(堆肥)のみを使用しています。

 

昔ながらの肥料や栽培管理により土がフカフカになり、水はけ・水持ちがよくなり、お米が健全に生育できる土壌になると同時に健康な稲を作ることができ、病害虫が繁殖しにくくなり、農薬の使用量を減らす事ができています。

堆肥という、自然環境にあるものからお米を作ることで、環境にやさしい農業と美味しいお米作りに取り組んでおります。

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こだわりの農法 農薬・肥料50%以上削減

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